予約優先です。(お電話下さい。)

1日に診れる患者さんの数は限られております。 当治療院へのご依頼やお問い合わせが集中することがあります。余裕をもってご予約下さい。
肩こり・腰痛・坐骨神経痛から自律神経不調・体調不良
予約優先、一人一人対応する為、混雑回避の為に電話予約下さい。
鍼灸でほぐす、リラクゼーション治療・冷え性・肩こり・腰痛・坐骨神経痛を中心にさまざまな症状に対応!

印刷用表示 |テキストサイズ 小 |中 |大 |


お気にめしましたらご登録下さい。


HOME > 治療法解説 > 経絡病証による治療

経絡治療について

全身または脈を診察することによって、経絡を使った病証診断を行いそれぞれ臓腑の流れを受けた経絡上に浅く、ソフトに鍼を行います。

以下に経絡と病証について挙げておきますので、治療法の参考にされて下さい。
○中国の病院では、経絡病証を重視して鍼灸治療を行いますが、日本ではあまり普及しておりません、しかし、鍼灸療法としては重要な診断方法です。

◎、十二経脈の病証(霊枢;経脈篇)より

① 手の太陰肺経
《経絡走行上の病証》
上肢前面外則の痛み、手のほてり
{経絡関連病証}
喘息、咳、息切れ、胸苦しさ、胸の熱感
② 手の陽明大腸経
《経絡走行上の病証》
喉の腫れ痛み、上肢外則の痛み、示指の痛み
{経絡関連病証}
歯の痛み、鼻出血
③ 足の陽明胃経
《経絡走行上の病証》
顔面の麻痺、前頚部の腫れ、前胸部・腹部・ソケイ部・下肢前面・足背の痛み。
{経絡関連病証}
躁状態・鬱状態、鼻出血、消化吸収の異常
④ 足の太陰脾経 

《経絡走行上の病証》
前胸部、心下部、腋下の圧迫感、下肢内側の腫れ痛み、母趾の麻痺。
{経絡関連病証}
腹部膨満感、嘔吐、軟便・下痢、全身の倦怠感。
⑤ 手の少陰心経
《経絡走行上の病証》
心臓部痛、上肢前面内側の痛み、手掌のほてりと痛み。
{経絡関連病証}
喉の渇き、脇の痛み。
⑥ 手の太陽小腸経
《経絡走行上の病証》
喉が腫れ、後ろを振り返ることができない、肩、上肢の激しい痛み。
頚、肩、上肢後面内側の痛み。
{経絡関連病証}
喉、顎の腫れ痛み。難聴。
⑦ 足の太陽膀胱経
《経絡走行上の病証》
頭頂部・後頭部痛、体幹後面、下肢後面の痛み、足の小趾の麻痺。
{経絡関連病証}
脊柱の痛み、眼の痛み、鼻出血、痔、瘧、精神異常。
⑧ 足の少陰腎経
《経絡走行上の病証》
腰部・大腿内側の痛み、冷え、痺れ、足底の痛み、口腔内、咽頭部の炎症
{経絡関連病証}
空腹感があるが食欲がない、顔色が黒ずむ、呼吸が苦しく咳き込む。
血痰、立ちくらみ、寝ることを好んで起きたがらない。心配でびくびくする。
⑨ 手の厥陰心包経
《経絡走行上の病証》
心臓部痛、腋の腫れ、上肢の引きつり、手掌のほてり、季肋部のつかえ。
{経絡関連病証}
胸苦しさ、顔色が赤い、精神不安定。
⑩ 手の少陽三焦経
《経絡走行上の病証》
耳~肩上部~上肢後面の痛み、第4指の麻痺、目尻から頬の痛み、難聴。
{経絡関連病証}
咽頭・喉頭の炎症、汗。
⑪ 足の少陽胆経
《経絡走行上の病証》
目尻、側頭部、顎関節、鎖骨上窩、体幹外側、下肢外則の痛み、足の第4趾の麻痺
寝返りが打てない、足外反しほてる。
{経絡関連病証}
口が苦い、よく溜息をつく、顔色がくすむ、カサカサして艶がない。
頚部のリンパ節結核。
⑫ 足の厥陰肝経
《経絡走行上の病証》
セン気(男)、下腹部膨満感(女)、遺尿・尿閉、腰痛み、うつむいたり仰向いたり出来ない。季肋部の腫れ。梅核気。
{経絡関連病証}
嘔吐、ひどい下痢、喉の渇き、顔色がすすけて青黒くなる。
難経二九難(奇経は内経にはあまり、記載されてないため)
⑬ 督脈
《奇経病証》
背骨がこわばり、頭痛、足の冷え・痛み、痔、下腹部から胸まで突き上げる痛み、心臓部痛、むくみ、遺尿、不妊
⑭ 任脈
《奇経病証》
疝気(男)、帯下、月経異常(女)、腹部皮膚の痛み・痒み


桜門鍼灸院地図桜門鍼灸院へのアクセス 半田市新川町22-1-1C
桜門鍼灸院地図