喘息は鍼灸の効果的な治療法の一つです。
気管支喘息はWHOの見解でも鍼灸が有効性があると認められている病状でもあります。
酷い咳に悩まれる方に何度も治療して喜ばれている治療です。
喜んで頂いた患者様の特徴を挙げると、
現代医療の喘息薬が合わず、
薬の副作用で悩まれている方
・ステロイド吸入を行うと取り合えず咳は軽くなるが気分が悪くなったり、中止すると直ぐに喘息がぶり返す方。
・ステロイドの服用で浮腫みが生じその他の副作用で悩まれた方。
・β2刺激薬という喘息の吸入薬で動悸や気分が悪くなった方。
・塩酸ジヒドロコデインなどの咳止めで便秘・胃痛・動悸・不眠で悩まれた方。
喘息に鍼灸治療は戦前には有効であるとして、
風邪や結核などに盛んに行われてきました。
喘息に鍼灸は有効であると思います。
現代医療のお薬が合わない方などは是非ご体験下さい。
症例1
60代男性 半田市30.9
喘息で咳が止まらず、ひどい時に塩酸ジヒドロコデインの入ったお薬を服用しているが副作用も心配なので鍼灸治療を受けたい。
治療後、出ていた酷い喘息症状が殆ど軽減し、2,3日調子が良かったので、週1回くらい鍼灸治療を続けていきたいとのこと、
症例2
20代男性 鹿児島
喘息で咳が止まらず、普段、喘息の吸入薬を使ってはいるが身体がきついので、鍼灸治療を受けてみたい。
治療後、喘息症状は軽減し呼吸は安定して2日くらい楽に過ごせた。暫く定期的に治療を続けて、症状は略治。
症例3
30代男性 半田
喘息症状が2年間続き服薬や吸入薬は好まない為、鍼灸治療を希望。
治療後、だんだんと症状は消失し、週に1回、鍼灸治療を行うことで3か月くらいで大方、喘息症状は完治。
症例4
30代男性 知多 30
喘息が数年間続き、漢方薬も服用中であるが、西洋医学の治療を併用して最終的に良かった試しがないので鍼灸もしてみたい。
治療後、かなり喘息症状は軽減したが、好みの問題もあり、漢方中心で鍼灸治療はたまにで良いと思うとのことであった。
症例5
30代男性薬剤師
風邪から喘息症状が続き、病院で喘息薬を出してもらうが一時的にしか効かなく中止するとすぐに喘息症状がぶり返すので鍼灸治療を試してみたい。
治療後、すぐに喘息症状、胸苦しさも軽減し、数回の治療で略治。
症例6
50代女性 介護関係
昔から喘息症状があり、今回、肩や首、腰も凝るので1回、鍼灸治療を受けてみたい。
治療後、喘息発作は3日くらいは殆ど苦しくないくらいで楽だったので鍼灸治療も選択肢に加えたいとのこと、
喘息体質に鍼灸治療は有効であり、
鍼灸治療が気管支を広げてくれる作用があることは、
WHOの鍼灸の効果からも明らかである。
治療を受けてみる価値はあると思います。
喘息の症状を軽減、定期的に行うことによって、
発作が減っていく。
喘息の西洋医学的な治療が合わない方に好まれる傾向にある。
風邪から始まった咳、喘息で長引いている方にもかなり有効であると思います。
このような経験上の感想になります。